引っ越し引っ越し!

さっさと引っ越し!
というワケで引っ越ししてきました、友達の妹の。10日の出来事なんだけどね。
途中まで書いてほったらかしてたから、ちゃんと書いて今年中に出しときます。


ウチの車に荷物積んでいくっていう段取りだったから、当日の朝五時半には起きて、六時過ぎに家出たのよ。
服装は作業着に安全靴、もちろん手袋は前面がゴム貼りされたやつ。
イボイボとかじゃなくて、総ゴム貼りのやつね。
これが引越しの時最強。
靴も物落としても平気なようにつま先に鉄板入った安全靴。
これだけ万全の準備して行ったのに、いざ向こうの家に着いてみると、みんな普通の格好。
みんなふざけてんのか。もっとやる気出せ。
作業着に着替えろ、それも30秒でだ。
なんて思ってみても着替える気配はまったくなし。
てか、そもそも、安全靴とか作業着がないとの事。
どうやらウチは親父が職人で、その仕事の手伝いとか行ったりするから作業着があるけど、一般家庭にはまず置いてない代物らしい。
迂闊だった。
下唇を噛んで自分の認識の甘さを後悔した。
キリキリと後悔してると、友達のお母さんが握ったおにぎりがあるからどうぞ食べてくださいとの事。
下唇を噛みつつおにぎりを食べると、どう考えてもうまく咀嚼できないので後悔するのはやめにした。
前から思ってたが、友達の家の料理はすべて俺好みの味付けになっていて、よくありがちな、自分ん家の味付けと違うからあまり食が進まないという事がない。
これなら妹を嫁にもらって、正月とかに相手方の実家帰っても、おいしく料理がいただけるなぁとか思ってみたけど、考えてみたら、この妹は年収3000万ぐらいないと相手したくないとかほざいてたので、公務員になる俺はどう考えても足切りだ。
あまりのモテなさに手近なところですまそうとしてみたものの、足切り喰らう事に気づいて愕然としつつ、地図で目的地の確認をしてみた。
ウチの車はナビなんてしゃれた物はついてないから、地図で目的地まで行く事になる。
埼玉から東京通って神奈川だから、大分面倒くさいと思ってたけど、環八をまっすぐ行けば大体大丈夫だとわかって少し安心した。
飯も喰った事だし、そろそろ荷物を積んで出発だ。


で、積み込みなんだけど、ルシーダの後部座席にどう考えても収まりそうもない荷物の量で、最初見た時笑ったw
笑ったけど、笑ってる場合じゃないなと青ざめつつ積み込み開始。
引っ越しのバイト三年連続でやってると、自然と綺麗に積めるようになるね。
入らないと思ってたけど、なんとか綺麗に収まった。
でも、その代わり後部座席は全部荷物で埋まって、二人しか乗れなくなったけど。
結局、アパートの場所知ってる妹が同乗する事に。
友達と親父さんは電車で来るとの事。
で、出発するってなった時、両親と友達が車の外で見送ってたんだけど、妹が家族の方見ずに俺の方見てくるのね。
最初、ははぁ、こいつ、俺に惚れたか、とか考えてたんだけど、なんか声質が違うのよ。
よく見たら、泣いてんのよ。
もうね、泣くのはおよしよお嬢さんと。
ちょっとドナドナの子牛を連れて行く人の気持ちになりつつ車を走らせましたよ。
でも、5分ぐらいしたらケロッとしてた。切り替えはえーな。
こっから四時間車に乗るんだけど、めんどくさかった。
車中ではこの妹の結婚相手に求める条件とか色々聞けて面白かったけど。
なんか、身長178以上で六大学出のイケメソがいいらしい、無論年収は3000万。
どう考えても身長しか条件満たせてません。
てか、ちょっと世の中分かってないから、もうちょっと下方修正するように言っておいた。
そうやって理想と現実を妹に教え込んでるうちに目的地に到着。


早速運びこもうかと思ったら、友達の親父さんが昼飯喰ってからにしようとか言い出した。
幸い?庄やが近くにあったから庄やでランチメニュー喰う事に。
庄やでのランチは、俺が定食頼んでるのにご飯がないおかずだけのものを出されたり、親父さんが仕事前なのにいきなりビール飲みだして景気づけしてたぐらいで、格別変わった事はありませんでした。
飯も喰った事だし(二回目)、アパート近くにあった信用金庫の駐車場を無断で使って運び入れ開始だ。


荷物の量自体は大した事ないから30分もすると全部運べた。
だけど、仕事はこれで終わりじゃない。
運び入れた荷物の中に組み立て式の家具があるから、それを使えるように組み立てなきゃいけないらしい。
なんとも手のかかる女だ。これだから女は嫌なん(ry
喜んで手伝う事にした。
組み立ては親父さんと俺の二人でやって、友達と妹はダンボールから荷物を出す事になった。
やってみて思ったけど、CMの通りだね。
ホントお値段以上だよ、ニトリは。
お値段以上のめんどくささ。いや、リーズナブルな値段で提供してるから仕方ないんだけどね。物自体はいいんですよ。
なんて事を思いつつ面倒くさがってると、隣で友達が何やら小物を取り出してゴソゴソ。
何気なく隣に目をやってみると、隣で茶碗をしげしげと眺めてる友達改め馬鹿の姿が。
ふざけんのもいい加減にしろ。てめーは中嶋誠之助かと。
そんな茶碗何の骨董的価値もねぇだろと。
茶碗の鑑定を中断させて組み立てを手伝わせる事に。
で、友達の協力と親父の底力によって一時間あまりですべての家具の組み立てが完了。
その後、俺が疲れて部屋で寝てる間に電球の取り付けも終了。
気持ちよくスヤスヤ眠ってたら、鼻の中にティッシュで作ったこよりかなんかを刺されて暴れ起きた。
友達とその素になった人と俺の三人で車に乗って帰って、妹は新居でまったりする予定だったんだけど、日曜で水道がまだ引かれてないとかほざき出すから、妹も拉致して帰る事に。


帰りにファミレスで食事を摂ろうと思って入ったら、店内で老職人(ドカタ)の四人組が客の前で恥かかせたかかせてねーで大揉めしてて笑ったw
恥かかすとかおまえら新婚初夜じゃねぇんだからさ。
俺たちは斜め向かいの席に座ったので、話が普通に聞こえる。
A「アンタ何も怒鳴りつける事ねーだろ」
B「怒鳴りつける?俺がいつ怒鳴ったよ?大体、客の前で怒鳴ったら俺が恥かいちまうんだよ!俺が連れてきた職人怒鳴るワケねーだろがよぉ!」
A「いや、アンタ怒鳴ったじゃねぇか!」
B「だから、俺がいつ怒鳴ったんだよ?!そんな怒鳴ったとか言うんなら出るとこ出てはっきりさせればいいじゃねぇかよ!」
裁判沙汰ですか。友達の妹の門出の日だってのに裁判沙汰は勘弁してくださいよ、親方。
四人ともちょっとブルーな気分で今日の事を話しながら食事してると、今度は後ろの席に女二人組みが。
年の頃は27、8歳と言ったところ。
やっと和やかな雰囲気で食事できかけてきた頃にこの二人がぶち壊しですよ。
二人が座ってからしばらくして、
A「私はそんなの嫌だけどね。てか、絶対やめた方がいいって!」
とかちょっと軽くキレ気味で話してるんです。
またですか、また裁判沙汰ですか。
と、思いつつ聴きたくないのに聞こえてきてしまう声を聞いてると、
A「じゃあさ、あの人に『奥さんと別れて、私のとこに来てよ』って言ってみなよ」
B「えー、それこそ嫌だよ。そしたら私が全部引き受ける事になっちゃうじゃん」
今度は不倫は文化ですか。何度も言いますけど、友達の妹の門出の日だってのに不倫は文化的な事は勘弁してくださいよ、姐さん。
まぁ、他の三人は普通に雰囲気悪いねぐらいで食事してたんだけど、俺だけは耳がダンボになっちゃってました。
結局、微妙な雰囲気の中、食事を終えて友達の家へと帰りました。
疲れて友達の家に泊まったのは言うまでもありません。


てか、今日もこれからその友達の家に邪魔しにいきます。
男だけで新年祝うとか最高だぜ(´;ω;`)
とりあえず、ちゃんと今年の事を今年中に書けてよかった。
てか、昨日とか一昨日とか忘年会あって、それ書こうかと思ったけど、めんどいからもう書きません。
ただ、俺が酒飲まずに運転代行みたいな事したってだけだし。
それじゃあみなさんよいお年を。
また来年!