昼間の俺は男だぜぇ♪

昨日も朝五時半には起きてバイトに向かってたんよ。
昨日の現場は「〜〜製作所」っていうような金属加工の工場だった。
プレス機とか使って金型を作るようなとこ。
テレビとかで見るような感じのやつそのまんま。
冗談抜きで、ちょっと操作誤ると簡単に指の一本ぐらい落とす現場なのよ。
つっても注意してればそんなアホな事にはならないんだけど、昨日はクソ暑かったからねー。
最初は頑張ってたんだけど、段々汗かきすぎて頭ぼーっとしてくんのよ。
まぁそれでもちょっとストレッチしたりしてやってたんだわ。
昼飯も終わって三時ぐらいだったかな。
その時、そこそこでかいハンマー使って、積まれた鉄のプレートを綺麗に揃える作業っつーのやってたんだよね。
みんながよく見るような金槌じゃなくて、もっとゴツイハンマーね。
それをブンブン振り回してたワケですよ。
しばらく作業してると、ハンマー持ってる右腕に痺れるような感覚を覚えたんだ。
「あぁ、こりゃハンマーの叩きすぎで右腕が疲れたんだな」って思った。
こんな汗だくになって腕が痺れるまで頑張る俺ってちょっとかっこいいんじゃね?とか軽く自己陶酔しながら作業続けてると、今度は尻もビリッと痺れてきた。
「おっかしいなぁ、尻はそんなに頑張ってないだろ」と思いつつも作業を続けてた。
そんで下の方のとこを叩くために尻を突き出してしゃがむような体勢にしたら、さっきよりも強く尻と右腕が痺れた。
急に強くなったから思わずのけぞったね。
効果音つけるとしたら、ビヨヨ〜ンって感じ。
そんぐらいすごい勢いでのけぞった。
そんで尻をさすりながら後ろ見ると、一台の機械が。
よく見ると機械の一部分が濡れてる。
俺の尻が当たってた箇所だ。
そう、昨日の35℃とかいうイカレた気温に加え、工場内の機械の熱やらハンマーで叩きまくる作業のおかげで文字通り汗びっしょりだった俺の尻も当然びっしょりさんでした。
そのびっしょりな尻が機械に触れて、そっから感電してたんだね。
考えてみると、腕とか尻に走った痺れっていうのが低周波治療器のMAXモードをさらに強くしたような感じだった。
そんなこんなで生まれて始めて家庭用交流電源100Vの感電っつーのを体験したワケです。
もうね、馬鹿かと。アホかと。
俺はたけし軍団じゃないんだぞと。
てか、芸人とかは感電するって覚悟した上でやるワケだけど、俺の場合いきなりだったからね。
そりゃ俺かっけぇとか勘違いもするわな。
そういうのを知った上で俺が作業してる姿見てたらさぞかし面白かっただろうなぁ。
尻が機械に当たって感電しながらも汗だくになってハンマー振り回してるとか相当なハードMじゃねぇか。
まぁこんな思いしながら時給1000円で働く俺はすでにハードMなのかもしらんけど。
これで前回の日記に書いた典型的3K現場っつーのを証明できたね。
むしろ3Kっつーか4Kか。
危険
きつい
汚い
感電
いいオチがついたところで今日はお開き。