電車にて

この前電車に乗ってたら、足を悪くされた若い女性が乗ってきたんですよ。
俺は座ってたから席譲ろうかなと思い、席を立とうとした時に気づきました。
距離が微妙なんです。
俺から彼女の距離は4〜5m。なんか微妙に声をかけづらい距離でした。
それでも俺が立てば彼女も自然に座ってくれるだろうという希望的観測を持って立ちました。
そこへ空席に対する嗅覚は常人の3倍はあると言われる企業戦士サラリーマンの登場ですよ。
俺が立った後、5秒もしないうちに埋めてきました。
さすが動乱のバブル期を生き抜いた歴戦の勇者だ。手抜かりなぞあろうはずもない。
俺がその時普通に「ここどうぞ」とか言って立ってれば済んだ事なので、このベテラン企業戦士を責めるワケにもいきません。
ちなみに、その若い女性ですが、次の駅で人が降りたので座れました。
わかる人にはわかると思いますが、微妙な距離が行動を制限する事ってありますよね。
まぁその他の要素も色々関係してきますが。
これは俺の外向性のなさにも問題があると思うんですが、これぐらいシャイなのって別に日本人では珍しくありませんよね?
むしろこれを読んでる人にも心あたりがあるのでは?
最近は日本文化も欧米化が進んできて、外交的な若者が増えたと言われています。
外交的という事は上で言ってたような事が何の抵抗もなくできるって事ですよね。
食文化の欧米化は肥満になるだとか言われて問題視されてますが、こうした精神的な文化に関しては欧米に見習うべき所があるんじゃないでしょうかね。
願わくば当たり前の事が当たり前にできる国になりますように…。
支離滅裂気味ですんません。